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5日 原油は反落、OPEC減産継続期待で急伸した海外高の調整で

DS8345de86e485bed5 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は、前日比22セント安の58.21ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は、同9セント安の62.91ドル/バレルと、反落している。
前日の海外市場では、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国が、今週末の会合で協調減産の期間延長と減産枠拡大で合意するとみられることや、米エネルギー情報局(EIA)が4日発表した週間石油統計で、米原油在庫が前週比約486万バレル減少と、市場の事前予想を大きく上回る減少幅となったことを受け、需給改善期待から原油は買われた。
その後、5日のアジア時間帯に入り、第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)は、「OPEC加盟・非加盟国会合を前に、原油相場は調整から小幅安となっている」と述べた。また、同氏は「会合でロシアが減産枠拡大に合意するかどうかが、原油相場の方向感についての焦点となる」と付け加えた。
日経平均株価は前日比152円38銭高の23,287円61銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.85円と、前日17時時点(108.46円)と比べてドル高・円安水準。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 92.97 (↑0.14)

2019.12.05