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17日午前 原油は下落、GDP減少でエネルギー需要後退との見方
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日比58セント安の41.92ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は同64セント安の48.55ドル/バレルといずれも下落している。
内閣府が17日に発表した2015年4~6月期の日本の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比0.4%減と、マイナス成長に転じたことで「エネルギー需要後退への懸念が高まり、売りが加速した」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング=芥田知至主任研究員)。
一方、供給面では、米石油サービス会社のベーカーヒューズが14日に発表した石油リグ(掘削装置)の稼働数が4週連続の増加となったことも引き続き売り材料視されているようだ。
日経平均株価は前日終値比69円27銭高の2万588円72銭で取引を終えた。ドル円相場は1ドル=124.42円と、14日17時時点(124.34円)から円安・ドル高方向に振れている。