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三菱重=シンガポールで廃棄物発電、運転は2019年開始の予定

三菱重工は26日、シンガポールで廃棄物焼却の発電事業に参加すると発表した。現地の水処理・水供給運営事業大手であるハイフラックスと共同で、マレーシアとの国境近い西端に位置するチュアス地区に1日当たりの処理量3,600トン、発電量12万kW級のストーカ式焼却発電施設を建設し、25年間の運営・運転・保守の業務を請け負う。同国環境庁(NEA)と同日、正式に契約を締結した。施設の完成と商業運転開始は2019年前半の予定。

 

廃棄物焼却発電施設の建設と運営は、三菱重とハイフラックスの合弁による特別目的会社(SPC)が担当。出資比率は三菱重25%、ハイフラックス75%。SPCは、設計・調達・建設をハイフラックス社の子会社に委託し、三菱重のシンガポール現地法人と、完全子会社の三菱重工環境・化学エンジニアリング(MHIEC、横浜市西区)が焼却設備や発電機器を納入する。加えて、現地法人とMHIECはハイフラックス社の子会社と折半で合弁企業を設立し、合弁が廃棄物焼却施設を運転、保守する。商業運転開始までの総事業費は、約7億5,000万シンガポールドル。

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2015.10.27