みちくさ豆知識コーナー
(【石油】8、日本のセルフSSとは?)

   セルフSSでは給油に際して留意しなければならないことがあります。

   セルフ方式の計量器は安全性の観点から、(フルサービス用装置と異なり)給油レバーを握っている間のみ供給が許可される方式となっています。また、セルフスタンドでの給油でユーザーが許可されているのはクルマと2輪車への給油のみです。ナンバープレートが装着されていない車両への給油はできません。同時に、セルフスタンドでは携行缶などへの小分け給油も消防法危険物の規制に関する規則で禁止されています。*(ⅰ)

ガソリン携行缶(横型タイプ)

(注)*(ⅰ)セルフの携行缶販売については、2019年7月18日にアニメ制作会社『京都アニメーション』で起きた放火殺人事件を受けて(犯人は携行缶ガソリンで放火)、2020年2月からの法改正により、自走できる車両以外への携行缶などに入れてガソリンを販売する場合は、購入者の身元や使用目的の確認が事業者に義務付けられることとなりました。

多くのセルフスタンドは人手不足から携行缶へのガソリン給油を実施していません。


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