【石油】7、日本のSS数はどのくらい?

    最大手元売りであるENEOSはこれまで幾重の合併や統合を進め、2017年4月に東燃ゼネラルグループを統合し、販売網であるSS(サービスステーション)は2021年3月末現在、12,626ヵ所を保有。元売りのSS数の56%を占めています。また、第2位の出光興産は2019年4月に昭和シェル石油を統合し6,311ヵ所で同28%、3位のコスモ石油マーケティングは2,729ヵ所で同12%。上位3社で元売りSS数のおよそ96%を占めています。これらを元売り系列SSと呼び、各元売りのマークを掲げて運営しています。

    また、プライベートブランド(PB)のSSは2021年3月時点で6,882ヵ所存在しています。PBのSSは、元売りのマークを掲げずに運営しています。業態も商社系、全農、ホームセンター、独立系など、多岐にわたります。元売りの製油所で精製された製品の余剰分として流通しているスポット玉、および海外からの輸入品を調達し、販売しています。

    元売り系列SSとPBのSSを合わせると、2021年3月末時点で、日本のSSは29,324ヵ所存在しており、PBが23%を占めています。

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※元売り各社決算資料を基に作成


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