【ガス】1、天然ガスってなに?

  天然ガスとは地球の地下深くに存在する火山ガスや亜硫酸ガス、硫化水素ガス、窒素、酸素、炭酸ガスなどのすべてを総称して言います。一般的にはその中で、メタン(CH4)を主成分とするパラフィン系炭化水素から成る可燃性ガスを一般的に天然ガスといいます。やはり炭素を含んでいますね。

  天然ガスの誕生も原油と深くかかわっています。プランクトンなどの生物が長い年月を経て地底に堆積していきます。地層の圧力などで油分がにじみ出たものが石油。地熱で温められて気化してたまったものが天然ガスです。天然ガスは常温常圧で気体、原油は液体ということです。シェールオイルやシェールガスも由来は同じです。

  石油との違いは、石油の比重はおおよそ0.7で水より軽いですが、天然ガスはさらに軽く比重はほぼゼロです。天然ガスの特徴は無色、無臭で、空気より軽いことです。

ではおさらいクイズです。

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