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31日 原油は続落、在庫増で売り先行もドル安が下支え

11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は、前日比4セント安の55.02ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同17セント安の60.44ドル/バレルと、いずれも続落している。

米エネルギー情報局(EIA)が30日に発表した週間石油統計で、米原油在庫が減少予想に反し増加したことで、市場では供給潤沢感が広がっている。他方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で米経済が基本的に良好な状態にあるとの認識が示されたことを受け、楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は「利下げの影響でドル安が進んでいることなどから、ドル建てベースの原油は買われやすい。相場の下げ幅は限定的」と述べた。

日経平均株価は前日比41円69銭高の2万2,884円81銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.67円と、前日17時時点(108.86円)と比べややドル安・円高方向に振れている。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 92.69(↑0.79)

2019.10.31