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レックス22=続落、供給増加観測を受け輸出ベンゼンが下落

 12日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、95.74と前日比0.40ポイント安と続落した。国内(9種)は96.39(前日比0.10上昇)、輸入(9種)は95.55 (同0.14上昇)、輸出(4種)は95.28(同1.43下落)。
 国内指数は総じて上昇。灯油は京浜渡しで0.73ポイント、阪神渡しで同0.18ポイントそれぞれ上昇した。京浜渡しでは買い気の台頭、阪神渡しでは需給逼迫感を受けいずれも相場は引き上げられた。一方、軽油は阪神渡しで同0.90ポイント弱含んだ。先安観から相場は下押しされた。
 輸入指数は総じて上昇。LPGのプロパンは同1.59ポイント、ブタンは同1.58ポイントそれぞれ切り上がった。需給の引き締まりを反映した。一方、ナフサは同0.11ポイント軟化した。原油安を反映した。また、液化天然ガスは同1.53ポイント続落した。中国国内の在庫積み増しを受け、相場は弱含んだ。
 輸出指数は総じて下落。ベンゼンと380cst重油はいずれも同4.37ポイント大幅に下落した。ベンゼンは中国での供給増加観測を受け、相場は軟化した。380cst重油は買い気の後退が相場を押し下げた。

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2019.12.12