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9日 原油は反発、海外安の反動買いとアジア株高で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は、前日比53セント高の60.14ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同46セント高の65.90ドル/バレルで推移している。
前日の海外市場で原油相場が大幅安となったことを受け、「買戻しの動きがみられる」(第一商品フューチャーズ24=村上孝一課長(=写真))という。また、トランプ米大統領が8日、イランによる駐留米軍基地への攻撃に対し、軍事力行使を回避する姿勢を示し、中東情勢の緊迫化に対する懸念が後退。これを受け、足元ではアジア株が反発していることから、村上氏は、「株高が好感され、(同様にリスク資産である原油に)買いが入りやすい」と付け加えた。
日経平均株価は前日比429円56銭高の2万3,634円32銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.21円と、前日17時時点(108.42円) と比べ、ドル高・円安方向に振れている。