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15日 原油は反落、米中合意内容の不透明感が重し
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYME)のWTI原油相場(2月限)は、前日比19セント安の58.04ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は、同18セント安の64.31ドル/バレルと、いずれも反落している。
米国が対中追加関税を少なくとも11月の米大統領選後まで維持するとの報道を受け、第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)は、「上値の重い展開が続いている」と指摘した。
米中両政府は15日にも通商協議の合意の「第1段階」に署名するものの、中国が米国から500億ドル以上の石油製品を購入するかなど、合意内容が不透明なため、「合意が形式だけのものになれば、支援材料とはならないだろう」(村上氏)。
日経平均株価は前日比69円14銭安の2万3,953円3銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.95円と、前日17時時点(109.99円)と比べてほぼ同水準。