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お知らせ

北海道電=石狩新港LNG火力導入に向け送電線新設へ

 北海道電力は30日、着工準備中の石狩新港LNG火力発電所に関連して、同発電所と西当別変電所をつなぐ送電線の建設を6月に開始すると発表した。北海道電は同日、建設に先立ち、送電線の工事計画を北海道産業保安監督部長に届け出た。計画によると、石狩市に建設する新発電所と当別町の変電所を結ぶ連系線は20.7km。工事は鉄塔基礎、鉄塔組立、架線の3段階で実施する予定。鉄塔を63基設置し、2回線を敷設する。2018年2月に運用を開始する見込み。

 北海道電が石狩新港で建設を計画しているLNG火力はガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル方式の設備3基。定格出力は各56万9,400kW、合計170万8,200万kW。営業運転は、1号機が2019年2月、2号機が2021年12月、3号機が2028年12月をそれぞれ予定している。

2015.05.01