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お知らせ

8日午前 原油小動き、JOGMEC・野神氏「米雇用統計待ちで様子見ムード」

8日11時15分現在、指標原油の期近限月はWTI(6月限)が前日比10セント安の58.84ドル、ブレント(6月限)が同4セント高の65.58ドルといずれも小動き。米労働省が8日に発表する4月の雇用統計の結果を前に様子見ムードが広がっている。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之主席エコノミストは、「上振れする可能性が高く、WTIは59ドル後半~60ドルを目指す」と指摘した。米雇用統計について市場予想の22万8,000人増には届かないとし、「米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが鈍るとの見方からドル安ユーロ高が進み、ドル建て原油相場にとって下支えとなる」とした。6日に発表された米ADPの雇用統計では、民間部門の雇用者数が16万9,000万人増と、市場予想の20万人増を下回っていた。
 一方、日経平均株価は前日終値比61.21円高の1万9,353.20円で推移。ドル円相場は1ドル=119.91円と前日17時からドル高・円安方向に振れている。

2015.05.08