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お知らせ

伊藤忠エネ=再生エネ事業向け投資ファンドを設立、三井住友信託等と共同で

 伊藤忠エネクスは18日、三井住友信託銀行および三井住友トラスト・インベストメントと共同で、国内の太陽光発電を中心とする再生可能エネルギー事業への投資を目的として、N-REIF1号投資事業有限責任組合(ファンド)を設立したと発表した。同ファンドは、太陽光発電を中心とした個別案件への投資実績積み上げにより規模拡大を図っていくとともに、将来的にはバイオマス発電や風力発電など他の再生可能エネルギー事業へも投資領域を拡大していく予定。

 伊藤忠エネクスグループは、火力発電事業と合わせて太陽光発電、風力発電、水力発電などの再生可能エネルギー事業にも注力しており、こうした発電事業の実績を元に、今回のファンドを通じて国内における再生可能エネルギー事業の拡大に貢献していくとしている。
 三井住友信託銀行および三井住友トラスト・インベストメントは、今回のファンドを通じて国内の再生可能エネルギー事業に取り組む事業者に対し金融面での支援を図っていく。さらに、ファンドの投資資産をベースに、今年4月に東京証券取引所で創設されたインフラファンド市場への上場を企図とした投資商品の組成を検討するなど、安定的なインカムゲイン投資を期待している年金基金や個人投資家、機関投資家向けなどに投資商品の開発を進めていく。

2015.05.18