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お知らせ

九州電=熊本県南阿蘇村で地熱資源の調査実施へ、三菱商との共同事業

2015.05.21

九州電力は21日、三菱商事と共同で熊本県南阿蘇村の地熱資源の調査を実施すると発表した。阿蘇村の同意を得て、両社は2015年度に、重力探査と電磁探査により地下構造を調べるほか、周辺の温泉の温度や流量、成分などの調査や、温泉の季節変動などの情報収集も実施する。調査では、石油天然ガス・金属鉱物資源機構の助成金を利用する予定。有望な地熱資源が確認されれば、両社は地熱資源の開発に向けた検討に移る構え。

重力探査では重力計により、地下の密度分布を反映する重力値を測定、解析することで、地下の隆起・陥没の状況などを推定する。一方、電磁探査は、自然界の磁気と電流を地中に埋設した検知器で測定、解析し、電気の伝導性の強弱により地下の亀裂の方向や熱水で変質した岩石の分布などを推定する手法。重力探査と電磁探査の結果に基づいて、地下構造のモデルを作成する計画。

九州電と三菱商は、南阿蘇村の地熱資源調査・開発に関する協定を2013年12月10日に締結し、調査計画の検討を開始。その後、今年1月14日に同村の「南阿蘇村地熱資源の活用に関する条例」に基づいて地熱資源の調査を申し入れた。