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3日午前 原油は下落、中国景気の減速懸念で売りが
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日比34セント安の46.78ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同43セント安の51.78ドル/バレルといずれも下落している。中国国家統計局が1日に発表した7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が、景気改善と悪化の節目となる50.0を維持したものの、事前予想の50.2を下回ったことで、原油に対する需要減退が意識されたもよう。前月からも0.2ポイント低下している。
「イランやサウジアラビアなど産油国の増産による供給圧力が強く、需給緩和への懸念が続いていることも売り材料視されている」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング=芥田知至主任研究員=写真)との指摘もあった。
日経平均株価は前日終値比120円67銭安の2万464円57銭で推移。ドル円相場は1ドル=123.99円と、前日17時時点(124.24円)からドル安・円高方向に振れている。