HOME > お知らせ > 31日午前 原油は反落、原油需要が後退するとの見方で

お知らせ

31日午前 原油は反落、原油需要が後退するとの見方で

11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は先週末比79セント安の44.43ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は同94セント安の49.11ドル/バレルで推移している。

日本が31日に発表した7月の鉱工業生産指数は、市場予想に反して前月比0.6%低下した。大手商社の関係者は「日本の原油需要が後退するとの観測が、この時間帯での原油の売りを誘っている」と指摘した。さらに、中国では上海総合指数が3,150前後と先週末比2.4%前後の下げで推移している。「中国経済に対する不安感が再び生じているため、原油の需要にも伸びが期待できない状況だ」(同氏)。世界の原油消費量は中国が第2位、日本が第3位。

日経平均株価は先週末比217円90銭安の1万8,918円42銭。ドル円相場は1ドル=121.23円と、先週末の17時時点(120.76円)からややドル高・円安方向に振れている。

2015.08.31