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お知らせ

航空燃料=消費効率の格差は51%―下位3社はルフトハンザ、SAS、BA

2015.12.11

大西洋航路における航空会社間の燃料消費効率の格差が2014年、51%に上ったことが、国際クリーン交通委員会(ICCT)の報告書で判明した。首位はノルウェー・エアシャトル(本社:バールム)で、下位3社はルフトハンザ、スカジナビア航空(SAS)、英国航空(BA)だった。また、米エネルギー情報局(EIA)によると、世界における輸送部門で旅客輸送が総エネルギー消費量の25%を占めていることが判明した。

 ICCTが11月18日に公表した報告書によると、2014年における大西洋航路での航空会社における2014年の燃料消費効率の格差が、最高のノルウェー・エアシャトルと最低のBAの間で51%の開きがあったという。下位3社であるルフトハンザ、SAS、BAの1座席当たりの燃料消費量は、ノルウェー・エアシャトルに比べ44~51%高かった。

 また、大西洋を往復する際の一人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は1トンと試算した。ちなみに、米国国内便の最高と最低の格差は25%だったとしている。

 一方、EIAによると、世界の総エネルギー消費量で最大となるのが旅客輸送で、全体の25%を占めた。特に、軽量車両(LDV)の比率が大きい。LDVのエネルギー消費量は、トラック・船舶・鉄道などを合わせた全貨物輸送のエネルギー消費量を上回るという。
 2012年の米国における輸送用エネルギーの消費量は26クァドリリオン(10の15乗)BTU、日量1,300万バレル(原油換算)で、世界の25%を占めたそうだ。

 他方、欧州諸国のなかで経済開発協力機構(OECD)に加盟する国全体で19クァドリリオンBTU、中国は13クァドリリオンBTUとなる。米欧中の3地域で世界の50%を超えている。中国の場合、欧米と異なり、貨物輸送の比率が高いという。