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九電=試運転の新大分LNG火力3-4軸、1日に営業運転へ移行

九州電力は1日、今年1月7日から試運転を行っていた新大分LNG火力発電所3号系列4軸(定格出力45万9,400kW)が、同日に営業運転へ移行したと発表した。なお、試運転開始時には、7月の営業運転を予定していたため、1カ月前倒しでの営業運転となった。

同機は、発電方式として最新鋭のコンバインドサイクル方式を採用。熱効率は約60%を実現し、年間約40万トンのCO2削減が見込まれる。ただ、同機は工事開始の時点で出力を48万kWの計画としていたが、タービンに不具合のあった関西電力の姫路第二LNG火力1号機~6号機や、東京電力の川崎LNG火力2号系列2軸および3軸と同型機のため、タービンに暫定的な対策を施しており、出力が45万9,400kWに低下している。

新大分LNG火力発電所は、1号系列1軸~6軸(69万kW)、2号系列1軸~4軸(87万kW)、3号系列1軸~4軸(119万4,000kW)の計275万4,400kWからなる九電で最大の火力発電所。

2016.06.02