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27日 原油は反落、米中関係改善期待も高値警戒感から上値重く

11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は、前日比20セント安の58.21ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は、同22セント安の64.05ドル/バレルで推移している。
米中通商協議に関し、トランプ米大統領が米中両国が合意に近づいていると発言したことを受け、原油は買われた。野村證券の大越龍文シニアエコノミストは、27日のアジア時間帯に入り、「石油輸出国機構(OPEC)総会を前に、高値警戒感から相場は下がっている」と述べた。また、同氏は「28日に米国が感謝祭の祝日を控えていることや、米石油協会(API)の週間統計で米原油在庫が364万バレル増加となったことから、調整局面入りで上値は重い」と付け加えた。
日経平均株価は前日比86円48銭高の23,459円80銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.10円と、前日17時時点(108.95円)と比べてドル高・円安水準。

2019.11.27