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11日 原油は反落、事前予想に反する米在庫増の発表で

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は、前日比33セント安の58.91ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は、同42セント安の63.92ドル/バレルと、いずれも反落している。
 米石油協会(API)が10日に発表した週間在庫統計で、米原油在庫が大幅減少の事前予想に反して増加に転じたことを受け、ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「需給緩和感からの売りが見られる」と指摘。
 APIの週間在庫統計では原油が前週比141万バレル増加した。一方予想では同280万バレル減少すると見込まれていた。
 日経平均株価は前日比57円47銭安の2万3,352円72銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.72円と、前日17時時点(108.63円)と比べドル高・円安方向に振れている。
 
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):96.14(↓0.24)

2019.12.11