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29日 原油は反落、新型コロナ感染拡大で利益確定売り

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は、前日比27セント安の40.33ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同26セント安の42.17ドル/バレルと、いずれも反落している。
 28日の米国市場では、WTIが40.60ドルと18日以来の高値を付けた。一方で、欧米などでは新型コロナウイルスの感染が引き続き拡大するなど、弱材料もみられる。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは「依然として需要減退リスクがくすぶるなか、高値推移を好機に利益確定売りが入りやすい」と指摘している。また、為替市場がドル高に推移しており「ドル建てで取引される原油は売られやすい」(同氏)。
 日経平均株価は前日比93円93銭安の2万3,417円69銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.48円と、前日17時時点(105.35円)と比べドル高・円安方向に振れている。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 66.09 (↓0.22)

2020.09.29