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12日 原油は続落、ノルウェー油田スト終了が影響

DS8345fa36c65f0a7111時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は、先週末比35セント安の40.25ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同37セント安の42.48ドルと、ともに続落している。
 第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)は「ノルウェーの油田労働者によるストライキが終了したことに加え、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国(OPECプラス)が実施する協調減産の減産規模縮小が原油相場の重石となっている」と指摘。ただ、「ハリケーン「デルタ」が長期に渡って米国メキシコ湾岸の石油施設に被害を及ぼす場合や、米トランプ大統領とペロシ議長の経済支援策を巡る議論が進展するとの期待感が高まれば、今後、原油相場は反発する可能性もある。」と付け加えた。
 日経平均株価は先週末比35円57銭安の2万3,584円12銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.57円と、先週末17時時点(105.94円)から、ドル安・円高方向に振れている。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):67.51(↑0.42)

2020.10.12