HOME > お知らせ > レックス22=反落、円高・ドル安を受け輸入LNGが弱含み

お知らせ

レックス22=反落、円高・ドル安を受け輸入LNGが弱含み

 23日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.66ポイント安の69.06と反落した。国内(9種)は74.94(前日比0.03下落)、輸入(9種)は70.94(同0.82下落)、輸出(4種)は61.29(同1.14下落)。
 国内指数は、総じて下落。A重油は京浜と阪神渡しで同0.28ポイントそれぞれ下落した。先物価格の下落を反映した。灯油は京浜渡しで同1.65ポイント上昇したが、阪神渡しで同2.40ポイント大幅に下落した。京浜渡しでは買い気の台頭に相場が押上げられた。一方、阪神渡しは割安な成約を背景に相場は押し下げられた。
 輸出入指数は、全面安。輸出入のベンゼンは同1.54ポイント超の下げ幅となった。誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場安を反映した。LPGのプロパンは同0.68ポイント、ブタンは同0.69ポイントそれぞれ下落した。供給潤沢感を受けた。また、輸出入の軽油は同1.01ポイント超の下げ幅となった。先物価格の下落が要因。液化天然ガスは同0.78ポイント反落した。相場は旺盛な需要を受け上昇したものの、外国為替市場で円高・ドル安に振れたため、レックス22は下落した。

RECX-20201023
2020.10.23