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5日 原油は反落、米株安や大統領選の長期化で

DS8345fa36c65f0a71 楽天証券_吉田05 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は前日比57セント安の38.58ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は同61セント安の40.62ドル/バレルと、それぞれ反落している。
 5日のアジア時間未明にダウ先物など米主要株価指数が下落したことで、株式と同じくリスク資産である原油は一転、売られている。米大統領選挙において、民主党候補バイデン氏が激戦州での票獲得によって当選の確実性が高まったことで、楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは、「同氏が掲げるクリーンエネルギー政策の推進によって脱石油の動きが加速するとみられることも原油相場には下押し要因」と指摘した。また、「トランプ現大統領が接戦州での投票について不正であると訴訟を起こした場合、長期化による経済停滞が株安を誘発し原油相場にも弱材料となるだろう」(との見方を同氏は示した。)
 日経平均株価は前日比271円95銭高の2万3,967円18銭で推移している。ドル円相場は1ドル=104.35円と、前日17時時点(104.90円)と比べドル安・円高方向に振れている。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 69.88 (↑2.27)

2020.11.05