HOME > お知らせ > 16日 原油は反発、エネルギー需要の後退観測も買戻しが先行

お知らせ

16日 原油は反発、エネルギー需要の後退観測も買戻しが先行

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は先週末比46セント高の40.59ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は同38セント高の43.16ドル/バレルと、いずれも反発している。
 13日の欧米市場では、冬場の新型コロナの感染拡大に伴い世界各国で外出規制が導入されたことで、さらなるエネルギー需要の後退観測から原油先物は下落した。これを受け、16日のアジア取引時間内では買戻しが入っているもよう。野村證券の大越龍文シニアエコノミストは「WTIは40ドル、ブレントは42ドルを境に買いが入りやすい」との見方を示した。また同氏は「原油先物に関連する各種統計が出尽くしたので、11月末まで方向感なく推移する可能性が高いだろう」と指摘した。
 日経平均株価は先週末比384円60銭高の2万5,770円47銭で推移している。ドル円相場は1ドル=104.52円と、先週末の17時時点(105.07円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。

◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):73.94 (↓0.03)

2020.11.16