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30日 原油は反発、予想を上回る在庫取り崩しで

akuta 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は前日終値と比べ96セント高の105.20ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は同1ドル1セント高の111.24ドル/バレルと、いずれも反発している。

 30日アジア取引時間午前の原油相場は、29日に米国石油協会(API)が発表した米国の原油在庫統計で、当初予想の198万バレル減に対し、300万バレル取り崩されたため、「予想を上回る在庫取り崩しが強材料視された」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真))。加えて、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は31日に開催予定の会合で、今後の増産計画を小幅にとどめると予想する市場関係者が多い。「需給引き締まり感が続くとの見方から買いが優勢となっている」と同氏は指摘した。

 日経平均株価は前日比276円72銭安の2万7,975円70銭で推移している。ドル円相場は1ドル=122.18円と、前日の17時時点(123.58円)と比べドル安・円高方向に振れている。

 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):196.31 (↑0.17)

2022.03.31