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6日 原油は続落、上海都市封鎖延長や米石油在庫増で

11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は前日終値と比べ23セント安の101.73ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同13セント安の106.51ドル/バレルと、ともに続落している。

中国上海市の西部で都市封鎖(ロックダウン)の延長が決定されたことを受け、経済活動の停滞によるエネルギー需要後退の懸念が高まり、原油は売られている。

また、5日発表の米石油協会(API)による週間統計で、先週末の米原油在庫が市場の事前予想の減少に反して108万バレル増加となったことや、「中間留分在庫も事前予想では減少に対し59万バレル増、(WTI原油先物取引の現物受渡し地である)クッシング在庫も179万バレル増となり、需給悪化が意識された」と、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之首席エコノミストは述べた。

日経平均株価は前日比525円27銭安の2万7,262円71銭で推移している。ドル円相場は1ドル=123.99円と、前日17時時点の122.88円と比べドル高・円安方向に振れている。

2022.04.06