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30日午前 原油が反落、WTIは50ドル接近で利益確定売りが優勢

 11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は前日比36セント安の49.52ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は同46セント安の50.15ドル/バレルと、いずれも反落している。

 WTI原油が節目の50ドル近くまで上昇したことで、「利益確定売りが入りやすくなっている」(ニッセイ基礎研究所=上野剛志シニアエコノミスト)という。また、対ユーロでドルが上昇、ドル建て原油の下押し要因となっているようだ。このほか、米エネルギー情報局(EIA)が29日に発表した週間石油統計で、ガソリン在庫が前週比140万バレル増加したことも売り材料視されているもよう。なお、原油在庫は前週から410万バレルの取り崩しとなっている。

 日経平均株価は前日比160円23銭高の1万5,727円6銭で推移している。一方、ドル円相場は1ドル102.67円と、前日17時時点(102.37円)からドル高・円安方向に振れている。

2016.06.30