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石油連盟=木村会長談話を発表、OPEC総会の減産合意について

石油連盟は1日、第171回OPEC定例総会で2017年1月から日量120万バレル引き下げ、同3,250万バレルと8年ぶりの減産で最終合意に達したことを受け、木村会長は以下の談話を発表した。内容は以下の通り。

今回の合意は、概ね市場が期待した通りの内容である。OPECとしては、2017年には世界石油需給は均衡に向かうと見ている中、今回、非OPEC産油国とも協調して、先の合意を具体的な各国別の生産枠として示したことは、原油市場の需給均衡早期化に向けた主要産油国の強い意志の表れだと考えられる。

原油価格の上昇に伴う米国等の生産動向に引き続き注視していく必要はあるが、今回の決定を受けて需給均衡早期化の見通しが強まることから、今後の原油価格は55ドルに向かって堅調に推移すると思われる。

2016.12.01